販促コンサルタントの岡本達彦です。
私が執筆した「お客様目線のつくりかた」という
書籍の中で触れたテーマの1つ、
アンケートをとるベストなタイミングについて、
今日は深堀してみたいと思います。
ビジネスの場面で「お客様の声を直接聴きたい」
と思った時、アンケートは非常に効果的な手段です。
しかし、アンケートを行う上で
最も重要となるのが、
それをお客様に渡す「タイミング」。
ここを見誤ると、せっかくのアンケートも
役立たずの紙くずとなってしまいます。
だからこそ、アンケートを適切なタイミングで
提示することが求められるのです。
例えば、新しいエアコンを購入した場面を
考えてみましょう。
設置作業員がエアコンの取り付けを終え、
その場を去る際に
「アンケートにご協力頂けますか?」
と、アンケート用紙を手渡します。
このシチュエーションだと、多くのお客様は
後回しにしてしまうでしょう。
それに対し、設置作業が進行中、お客様が
待機している間にアンケートの記入をお願いすると、
お客様はその場で応じやすいのです。
つまり、お客様の「待つ時間」を有効活用し、
その時間を「意見を聞く時間」として
変えることができるわけです。
このように、アンケートのタイミングを
適切に捉えることで、お客様からの
フィードバックを効率的に集めることが
可能になります。
そして、そのフィードバックは、より良い
サービスや商品の開発に繋げられるのです。
「お客様目線のつくりかた」では、
このようなお客様の立場を理解し、
ビジネスを進めるためのヒントや
アドバイスが詰まっています。
興味が湧いた方は、以下のリンクから
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「お客様目線のつくりかた」
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最後に伝えたいのは、お客様の立場になって
考えることが、ビジネスの成功への第一歩
であるということ。
そして、私たち自身も、その思考を
日々研ぎ澄ませていく必要があるのです。
皆様のビジネスがよりお客様目線で進むことを
心から願っております。