販促コンサルタントの岡本達彦です。
あなたは「お客様の期待を上回ること」が
ビジネスの基本だと思っていませんか?
多くの方がそのように信じています。
しかし、私が執筆した
「お客様目線のつくりかた」では、
そうではないという新しい視点を
提案しています。
「お客様の期待を上回ろう」という志向は、
初めは良いように思える。
イベントを仕掛け、スペシャルメニューを
提供するなど、特別なことを提供すれば、
多くの集客が期待できます。
でも、ここには大きな罠が潜んでいるんです。
期待を上回りすぎてしまうと、
その後が続かなくなるのです。
顧客は「さらに上のこと」を期待するようになり、
どこかでその限界が来る。
結果、顧客は「この程度か」と
感じるようになり、飽きられてしまいます。
実際に考えてみてください。
イベントが終わった後、スペシャルメニューが
通常メニューになった時、顧客は再び
来てくれるでしょうか?
その答えは、たぶんNO。
それでは、一時的な集客のための
取り組みは本当に価値があるのでしょうか。
私は、長く商売を続ける秘訣は、
「期待通りを維持すること」にあると
信じています。
ネットや動画配信の時代、
サプライズで驚かせることばかり
追い求めるビジネスが増えていますが、
これが信頼性を損ねる原因にもなっています。
実際に、無理にサプライズを続けることで、
企業や個人が「Win-Lose」の状況に
追い込まれるケースも増えてきました。
このような事を詳しく書いたのが、
私の新刊「お客様目線のつくりかた」です。
この本では、お客様との長期的な関係を
築くためのヒントや方法を紹介しています。
最後に、お客様との関係は、一時的な
サプライズや特別感を追い求めるのではなく、
毎日の積み重ねと信頼を大切にすることで
築かれると私は信じています。
「お客様目線のつくりかた」
https://www.amazon.co.jp/dp/4908117845/