販促コンサルタントの岡本達彦です。
私が執筆した「お客様目線のつくりかた」。
このブログでは、
その中から一部の話題に絞って、
より深くお伝えしたいと思います。
あなたが普段目にするアンケート。
実際のお客様の声とは一体、
どれほどの距離があるのでしょうか。
特に企業が実施するアンケートには、
深く考えるべき点がいくつかあります。
ホテルの満足度アンケートの落とし穴
多くのホテルで、1〜5のランクで
満足度を聞くアンケートが行われています。
多くの場合、お客様は価格に
合わせてある程度の期待値を持っています。
シティホテルに泊まるお客様と
ビジネスホテルに泊まるお客様の
期待は違います。
このような背景を考慮せずに
アンケート結果を分析すると、
誤った結論に至ることがあります。
公的機関のセミナーアンケートの課題
公的機関がセミナーでアンケートを行う際、
受講者は「講師のしゃべり方はどうでしたか?」や
「内容はよい、普通、悪い」のような選択肢を
選ぶことが主体です。
しかしこのようなアンケートで本当に
セミナーが役に立ったのか
判断できるのでしょうか。
実は、これらのアンケートの目的は
「再び同じ講師を呼ぶかどうか」
を決めるためのものであり、
本質的な改善には繋がりにくいのです。
お客様目線でのアンケートの取り組み方
アンケートをとる際は
下記を意識してください。
1.目的を明確にする:
アンケートの目的をはっきりさせ、それに基づいて質問を設定します。
2.期待値を考慮する:
お客様の期待値を理解し、それを超えるサービスを提供することを目指します。
3.具体的な質問をする:
「どの部分が良かったのか」「どの部分が改善すべきか」など、具体的な質問を設定します。
私の本「お客様目線のつくりかた」では、
これらのテーマを詳しく解説しています。
お客様の声を真剣に受け止め、
真の価値を提供したいと思うのであれば、
是非一読してみてください。
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ここでの情報はほんの一部。
本にはさらなる詳細や具体的な事例を交えて、
お客様目線でのサービス提供のあり方を
解説しています。
皆さんと一緒に、お客様目線での
新しい時代を築いていきたいと思います。
読んでいただいた皆様、ありがとうございます。