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Channel: 販促コンサルタント岡本達彦の販売促進ブログ
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「お客様の立場で考えたこと」を 文章化していくとは?

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販促コンサルタントの岡本達彦です。

 ビジネスの世界で成功を掴むには、「お客様目線」が決定的に重要です。

 なぜなら、真の価値を創造し、売上を生み出す源泉は、そのすべてが
「お客様」から始まるからです。

 

 そんな「お客本様目線」を本質から理解し、具体的に実行に移すための

考え方をシリーズでお伝えしていこうと思います。

 

 一人でも多くの方が「お客様目線」の視点を持つことで、

より良いビジネス環境を作り出せると確信しています。

 この記事があなたのビジネスに新たな視点をもたらし、

同時に周りの人々にもその思考が広まるきっかけとなることを

願っています。

 それでは、いきましょう。

 

 今回は

『「お客様の立場で考えたこと」を 文章化していくとは?』
です。


チームや組織内でブレインストーミングのようなことをするのは、
業務改善したり、アイデアを事業化したりするのに有効です。

というのも、ちゃんとリーダーも重要性を理解し、会社業務として
「お客様目線」で考えようとしているからです。
 

 そうでなくても、あなたがチームリーダーとして、ある程度
仕事上の権限があるならば、「これからお客様について、
こんなことを考えよう」と言えば、部下たちはすぐに

集まってくるでしょう。


 問題は、あなたがそこまでの権限もなく、まだ会社にもチームにも、

「お客様目線」の大切さが共有されていない場合です。

 

 そうである限り、「会議をしよう」と言ったって、

メンバーがいないわけです。
 

 その場合は業績を出しながら、皆を啓けい蒙もうしていくことから

始めざるを得ないのですが、それが「話す」という方法の限界になります。


 一方で「書く」ということならば、自分1人でも始めていくことができます。

 

 最も簡単なのは「メモ」とか「ノート」です。気づいたことを毎日のように

コツコツ書き溜めて、何度も見返していけば、アイデアはどんどん出てくる

ようになります。
 

 機会があれば、あなたはそれを、上司に提案したり、簡単にできることなら

実行して、個人の成績を出していけばいいのです。結果が出れば出るほど

意見は通りやすくなり、共感する人もどんどん集まってくるでしょう。


 しかし、「書く」効果をチームの「お客様目線」に活用したいのであれば、

最も効果的な方法はブログやSNSでしょう。


 ある会社の例ですが、そこでは営業担当者から職人までが毎日ブログを

アップしてから帰ることを日課にしています。


 その内容は、たとえば、「今日、ご契約いただいた方からこんな決め手を

教えていただきました」とか、「このような嬉しいご感想をいただいたので、

さらにご満足いただけるように頑張っていきたいと思います」などなど。

社員が10人いれば毎日10ページずつ、こうした情報の記述が増えていくのです。

 

 これが1年もすれば、他社と圧倒的に差がつくと思えませんか?


 ブログやSNSのいいところは、なんといっても、それをチーム内で

シェアできることでしょう。

 

 協力し合うことで、「お客様目線」の精度を高めていくことができるわけです。


 もちろん、チームでそうした動きが起こらないなら、有志で始めたって

いいでしょう。

 

 同僚に共感する人がいないなら、外部の勉強会で会った人と始める

手段もあります。


 とにかく自分1人でもいいから、「お客様目線」で考えたことを使える

情報として残すことから始めてみてください。

 


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