販促コンサルタントの岡本達彦です。
ビジネスの世界で成功を掴むには、「お客様目線」が決定的に重要です。
なぜなら、真の価値を創造し、売上を生み出す源泉は、そのすべてが
「お客様」から始まるからです。
そんな「お客本様目線」を本質から理解し、具体的に実行に移すための
考え方をシリーズでお伝えしていこうと思います。
一人でも多くの方が「お客様目線」の視点を持つことで、
より良いビジネス環境を作り出せると確信しています。
この記事があなたのビジネスに新たな視点をもたらし、
同時に周りの人々にもその思考が広まるきっかけとなることを
願っています。
それでは、いきましょう。
今回は
『自分たちの強みをどのように見つけるか?』
です。
強みは、「普段やっていること」や
「ごく当たり前に接している日常の関係」の中にあることが
多くあります。
したがって自分の強あまりに当たり前なので、その価値に
気づかない。
日本にはそんな、「日本人の知らない日本のいいところ」が
たくさんある、ということはよく聞きます。
たとえば「電車が時間どおりに来る」とか、
「自動販売機がある」とか、「タクシーのドアが自動で開く」とか、
「公衆トイレが清潔」とか。
いずれも外国ではまったく「当たり前ではないこと」です。
電車などは1時間くらい、平気で遅れる国もありますし、
自動販売機などを設置でもすれば、国によってはあっという間に
破壊されて中身を盗まれることになるでしょう。
ちなみに、アイスコーヒーというのも、2000年くらいまでは
ほとんど日本でしか飲めない、独特な飲み物だったそうです。
ただ近年になってからは、海外でもアイスコーヒーが人気となり、
普通に飲めるようになったそうです。
そんなふうに、当たり前になっているから、私たちは外から見た
自分のいいところがわからない。だから、それを自分で発見するのは、
なかなか難しいのです。
だから最も賢い策は、お客様に直接聞いてみることなのです。
「何が決め手となって私たちのお店を選んだのですか?」とか、
「何が決め手となってこの商品を選んだのですか?」と。
これが一番手っ取り早く、「自分で気づかないこと(本当の強み)を
知る方法」になのです。