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Channel: 販促コンサルタント岡本達彦の販売促進ブログ
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行動しない人を行動させる方法 プロンスコンス(プロコン)表編

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販促コンサルタントの岡本達彦です。

 

 

ある方から

「クライアントがいくら言っても

なかなか行動してくれません。

ほんと困っています。

岡本さんはクライアントが

動かない時どうしてますか?」

という相談を受けました。

 

 

同じように困っている方が

いらっしゃると思ったので

今回は行動しない人を

行動させる方法について

お伝えしようと思います。

 

 




コンサルタントという仕事は
いくら良いノウハウを持っていても

クライアントさんが

行動してくれなければ

持っていないのと同じです。


ですから、

行動しないクライアントさんを

行動させるための方法を

いくつか持っています。

 

 

 

今回ご紹介するのは

プロンスコンス表

通称プロコン表

と言われているモノです。

 

 

プロンスコンス表とは、
「プロス(Pros):賛成意見」と
「コンス(Cons):反対意見」の
情報を比較し、意思決定の

参考にするフレームワーク

のことです。

 

 

色々なやり方がありますが

一番簡単な

メリット・デメリットだけを

書き出す方法を

お伝えします。

 

 

 

やり方は簡単です。

 

 

 

白い紙を持ってきて

やることを上に書きます。

 

 

そして左側にメリット、

右側にデメリットと書きます。

 

 

そして、その下に

思いついたものを書いていくだけです。

 

 

 

 

書いて行くだけですが、

漠然としたメリットデメリットの数が

明確になるので判断しやすくなります。

 

 

 

具体的に説明しましょう。

 

 

『「A4」1枚アンケートをとってください』

とクライアントさんに言ったにも

かかわらずなかなか

「A4」1枚アンケートをとってくれなかった

とします。

 

 

※「A4」1枚アンケートを知らない方は

拙書をご覧ください↓

 

 

 

 

 

そんな時はまずプロコン表の上に

『「A4」1枚アンケートを導入する』

と書いて、なかなか取らない理由を

デメリットの方に書いてもらいます。

(例)
・アンケート用紙を作るのが面倒
・取るのが恥ずかしい
・上手く分析できる気がしない

 

 

 

そして今度は、私の方で

「A4」1枚アンケートをとった方が

良い理由を右側のメリットの方に

書いていきます。

 

 

(例)
・(費用対効果の高い媒体がわかるので)広告費を削減できる
・(購入時の不安が分かるので対策を打つ事で)成約率が上がる
・(本当の強みがわかるので)差別化でき価格競争に陥らなくなる
・(まだ購入していないお客様に信用してもらえる) 証拠が集まる
・(PDCAを回すことができるので)広告の反響を上げ続けられる
・(お客様の声から作るから自然と) お客様の心を掴む広告になる
・(お褒めの言葉を沢山いただくので)仕事に誇りが持てる
・(ありのままを伝えミスマッチにならず)クレームにならない
・(マーケティングなどの知識が不要なので)新人でも広告が作れる



いかがでしょうか?
 

 

 

このようにメリットデメリットを
分けて書き出すことによって

デメリットはたいしたことなく
行動するメリットの方が
圧倒的に多いことが

簡単にわかります。

 

 

 

行動しない人というのは、

行動するメリットが

分かっていない場合が

多いです。

 

 

 

ですから、このように

あきらかに行動した方が良い

とわかるようにしてあげれば

行動するようになります。


 

もし行動してほしいと思っていても

行動してくれない場合は

この方法を試してみてください。

 

 

 

これをやってみても

行動しない方は
別に理由があります。

 

 

 

それについては

また別の機会に。

 

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

 


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