販促コンサルタントの岡本達彦です。
ショッピングには、確かな喜びが隠されています。
それは、購入するアイテムを手に入れるだけでなく、
「選ぶ」過程そのものに宿る楽しさ。
しかし、選択の多さや情報の洪水の中で、
真の価値を探るのは難しくなってきています。
そんな時、私が皆様に贈りたいのが、
お客様目線での「選びやすさ」です。
信頼の上に築かれる選びやすさ
「これを買うべきだ」と一方的に勧めることは避けたい。
それは、押しつけがましいと感じるからです。
しかし、あることを理解していただきたい。
それは、お客様は多くの場合、
何を選んで良いのか迷っているという事実。
信頼とは、例えばあなたのお気に入りの
ブランドショップが、あなたにぴったりの服を
選んでくれること。
また、お寿司屋さんが「今日のおすすめ」を
続々と提供すること。
これは、「お任せできる」という安心感が
根底にあるからです。
選びやすさの提供
空港のレストランでの「お急ぎの方へ」のメニュー、
書店の「本のランキング」などは、
お客様に選びやすさを提供する素晴らしい例です。
これらは、選択の手間を省いたり、
購入の基準を提供するためのもの。
そして、新潟駅の日本酒スペースや
山梨県の温泉駅のワインサービスなどは、
選ぶ楽しさをエンターテインメントとして
提供しています。
それぞれの商品に詳しい説明や、
店員さんからのおすすめがあれば、
選びやすさはさらに向上します。
まとめ
ショッピングは、購入するまでの過程が楽しいのです。
この楽しさと、選ぶ際のストレスを取り除くことが、
最終的な売上向上に繋がるのです。
私の執筆した「お客様目線のつくりかた」では、
このような視点からお客様にとっての選びやすさを
深く探求しています。
詳しくは本でご確認ください。