販促コンサルタントの岡本達彦です。
今回は
「売れているビジネス書を
社内に取り入れると業績が良くなる」
説についてお話したいと思います。
なぜ売れているビジネス書のノウハウを
社内に取り入れると業績が良くなるのか?
それは、
多くの人が効果を出せているので
売れているからです。
出版社は本を出版する時に
何百万円と先行投資をします。
ですから赤字にならないよう
売れる本にしようとします。
売れる本にするとはどういう事か?
それは誰でも出来るようにする、、
という事です。
いくら良いノウハウでも
一部の人しか出来なければ
本はたくさん売れません。
売れる本にするには
誰でも出来るように
しなければならないのです。
ですから、
本になったという事は
誰でも出来る形になった
という事です。
誰でも出来るということは
社長や上司の方が
いちいち部下に指示をしなくても
社員の方が出来るように
なります。
ですから売れている
ビジネス書のノウハウを
社内に取り入れると
指示をしなくても
勝手に回っていくようになり
業績が良くなるのです。
もちろん、例外はあります。
それは
ビジネス書を出版していると言っても
印刷費等を自分で負担する
自費出版で出版している場合。
自費出版の場合、
出版社は赤字にならないので
どんな内容でも出版してくれます。
ですから
誰でも出来る形に
なっていない可能性があり
この説が当てはまらない事が
あります。
そして気を付けなければいけないのが、
そのビジネス書が売れていない場合。
売れる本にするために
誰でも出来るようにして
本を出版するわけですが
その本が売れてないという事は
多くの人が出来ていない
可能性があります。
(もちろん、良いノウハウだけれど
ただたんに多くの人に知られていなくて
売れていないという場合もります)
ですから売れていない
ビジネス書のノウハウの場合は
いくらと取り入れても
社員の方が出来なくて
効果が出にくい可能性があります。
ではどのくらいなら
売れていると判断すれば
いいのでしょうか?
ビジネス書の場合、
業種にもよりますが
1万部以上売れているか
3刷以上であれば
売れていると判断しても良いでしょう。
最後に、そのノウハウが
本当に効果のあるノウハウかを
判断できる最も簡単な方法を
お伝えします。
それは、その本を出版した著者以外に
教えている人がいるかどうかです。
なぜなら出来るより難しいのが
人に教えるという事だからです。
ですからそのノウハウを教えている人が
他にも沢山いれば
そのノウハウは再現性がある
という事です。
もしビジネス書のノウハウを
社内に取り入れようと考えているなら、
自費出版ではないか
売れているかを事前にチェックしてみてください。