販促コンサルタントの岡本達彦です。
今日は、私が執筆した
「お客様目線のつくりかた」
から、一つの興味深い事例を
取り上げてみたいと思います。
それは、どうやって
「マイナス要素」を「プラス」に変えるか
という広告戦略についての話です。
皆さんは、家具量販店「IKEA」を
ご存知でしょうか。
スウェーデン発祥のこのブランドは、
独自のセルフサービス・システムを
採用しています。
その結果、セールススタッフが
近くにいないことが多いのですが、
これを大々的に広告として活用しています。
「何か聞きたいときに、セールススタッフ
が近くにいないのはなぜ?」
という疑問に対して、
「セルフサービス・システムによって
余分なコストを減らし、お手ごろな価格で
商品をお届けしています」
と答える。
これにより、お客様は「品質はいいんだな」
と納得できるのです。
このような戦略は、単に商品やサービスの
特徴を伝えるだけでなく、ブランドの価値観や
哲学を共有する手段としても非常に効果的です。
IKEAの場合、自分たちの考えや
価値観を共有できるお客様だけが、
店舗に訪れるようになります。
このようなアプローチは、
私が「お客様目線のつくりかた」
で強調している、お客様との
深い関係性を築くための重要な要素です。
お客様との価値観の共有は、
長期的なビジネスの成功への鍵となります。
この話を聞いて、私の本
「お客様目線のつくりかた」
に興味を持っていただけたら幸いです。
詳しくはこちらからご覧いただけます。
最後に、このブログを読んでくださった
皆様に感謝申し上げます。
私の考えやビジネスのヒントを
共有できる場として、これからも
ブログを更新して参りますので、
どうぞよろしくお願いいたします。