販促コンサルタントの岡本達彦です。
昨日コンサルティングの場で
伝えた事ですが
他の方にも役に立つと思うので
お伝えしたいと思います。
自分達が後発の場合、
どうやって商品開発をしたり
売っていけばいいかという
お話です。
自分達が後発の場合、
多くの方がやってしまうミスが
先発の良いとこどりです。
なぜこれをやっては
いけないかというと
既にやっている所の方が
知名度もあるし
技術が進んでいるからです。
ですから良いとこどりをしても
スグに真似されて
強みではなくなってしまいます。
ではどうしたらいいのか?
それは、既にやっている所が
やっていない事(真逆)をやるのです。
なぜならやっていない事(真逆)は
メッセージに一貫性が
出なくなってしまうから
出来ないからです。
私が本を出版した時の話で説明しましょう。
私が本を出版する時、既に
・売りたければ〇〇というマーケティング手法を使いなさい
・売りたければ△△というマーケティング手法を使いなさい
・売りたければ□□というマーケティング手法を使いなさい
と色々な著者が自分のマーケティング手法を
本で提唱していました。
もちろん、それぞれのマーケティング手法を取り入れて
上手くいっている人がたくさんいらっしゃいました。
しかし、全員が全員上手くいっているわけでは
ありませんでした。
上手くいっていなかった方の中で
特に多かったのが、
マーケティングを学んだ事がなく
横文字だらけの本は読めなかった
という人たちです。
そこで私がマーケティングを知らなくても出来る
「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法
を出版したのです。
おかげさまで
アマゾン上陸15年「売れたビジネス書50冊」
にランクインするほど売れました。
私の本が売れているのを見て、既に
・売りたければ〇〇というマーケティング手法を使いなさい
・売りたければ△△というマーケティング手法を使いなさい
・売りたければ□□というマーケティング手法を使いなさい
と提唱していた著者の方は私の本の内容を
真似する事はできるでしょうか?
出来ませんよね。
なぜなら
売りたければ自分のマーケティング手法が1番だ
と言ってしまっているので
今更マーケティングが不要とは言えないからです。
もしこれが
〇〇というマーケティング手法と
△△というマーケティング手法と
□□というマーケティング手法の
良いとこどりの本だったらでょうでしょうか?
〇〇についてもっと詳しい人がいると
わかったら
〇〇について詳しい人の所へ
行ってしまうと思います。
このように既にやっている所の
良いとこどりをしても良い事はありません。
それよりもやっていない所(真逆)を狙うのです。
世の中には空いているスペースが山ほどあります。
上手くいっている所はその人達に任せて、
その人達が出来ていない事、救えていない事は何か?
を考えるのです。
そのあとどう広げていくかはまた次の機会に。