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Channel: 販促コンサルタント岡本達彦の販売促進ブログ
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「商品が顧客の問題をどれだけ解決できたかを知りたい」という時にお客様に聞く質問

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「商品が顧客の問題をどれだけ解決できたかを知りたい」
という悩みは、顧客が商品を購入した際に期待していた
問題解決の度合いを理解し、製品やサービスの改善に
役立てるために重要です。

顧客が直面していた問題や課題が、実際にどれだけ
解決されたかを把握することで、商品が提供している価値を
確認し、さらなる改善点を見つけることができます。

顧客の問題を解決することで、満足度が高まり、
リピート購入や口コミによる新たな顧客獲得にも繋がります。

解決策

顧客が商品を使用してどの程度問題が解決されたかを

把握するためには、購入後の販促アンケートの

フィードバックを通じて、具体的な問題解決の

度合いや結果を尋ねることが効果的です。

 

このフィードバックを基に、商品の効果を最大化する

ための施策を講じ、顧客満足度をさらに高めることが

できます。

販促アンケート質問例

1.「この商品を購入する前に、どのような問題や課題を

抱えていましたか?」

顧客が購入前に抱えていた具体的な問題や課題を尋ねる質問です。

 

これにより、顧客が期待していた問題解決の内容を把握します。
 

2.「この商品を使用して、抱えていた問題は

どの程度解決されましたか?」

商品を使用した後、問題がどの程度解決されたかを

確認する質問です。

 

問題が完全に解決されたか、部分的に解決されたかを

把握します。
 

3.「この商品が特に役立ったと感じた点はどこですか?」

商品が問題解決において、特に効果的だった要素を
確認する質問です。

これにより、商品が提供する具体的な価値を理解します。

具体例

たとえば、あるオフィスチェアメーカーが販促アンケートを
通じて、商品がどれだけ顧客の問題を解決できたかを
調査したとします。

多くの顧客が「長時間のデスクワークによる腰痛が和らいだ」
「姿勢が改善され、疲れにくくなった」と回答した場合、
その製品は腰痛や姿勢の改善という顧客の問題を効果的に
解決していることがわかります。

この情報を基に、「腰痛を和らげる設計」
「姿勢改善で疲れにくい」というメッセージを強調した
マーケティング戦略を展開し、さらなる顧客獲得を
目指すことが効果的です。

一方で、「座面の高さ調整がしづらかった」
「長時間使用すると少し硬く感じることがあった」
というフィードバックがあれば、調整機能の改良や座面の
素材変更を検討することで、さらに顧客の問題解決能力を
高めることができます。

まとめ

商品が顧客の問題をどれだけ解決できたかを理解することは、
商品の効果を確認し、顧客満足度を向上させるための重要な
ステップです。

顧客のフィードバックを基に、問題解決力を強化し、
ターゲット顧客層に効果的に訴求することで、

ブランドの競争力を高め、売上の向上に繋げることができます。

 

 

【参考】

あらゆる販促を成功させる
「A4」1枚アンケート実践バイブル
―お客様の声から売れる広告・
儲かる仕組みが確実に作れる! 
https://www.amazon.co.jp/dp/4478067996/


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