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Channel: 販促コンサルタント岡本達彦の販売促進ブログ
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得意と不得意の物語(トラックとバスのたとえ話の紹介)

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私たちの周りには、さまざまな道具や
乗り物があります。

それぞれには得意なことと、
そうでないことがあります。

例えば、トラックとバスを考えてみましょう。

一見すると、両者は大きくて、
多くのものを運べる点で似ています。

しかし、実際には、その役割や得意なことは
大きく異なります。

トラックは荷物を運ぶのに特化しています。

大きな荷台には、箱や家具、時には建築材料など、
さまざまな荷物を積むことができます。

しかし、トラックが人を運ぶとなると、
話は変わります。

なぜなら、トラックの荷台には椅子がないため、
人々が座る場所がありません。

人々を運ぶことができたとしても、安全ではなく、
快適とは言えません。

みんなが立ったり、不安定な場所に座ったり
することになり、移動中にケガをする可能性が
高まります。

一方、バスは人を運ぶことに特化しています。

座席が多く、人々が安全かつ快適に移動できる
ように設計されています。

エアコンや暖房などの設備も整い、
長距離でも疲れにくいです。

しかし、バスが荷物を大量に運ぶことは難しいです。

なぜなら、座席が多い分、荷物を置くスペースが
限られてしまうからです。

荷物を運ぶことができたとしても、その量は
限られてしまいます。

また、座席が邪魔になり、荷物の積み下ろしも大変です。

このように、トラックとバスはそれぞれ
得意なことが異なります。

このたとえ話は、単に乗り物の話ではありません。

これは、私たち人間や、会社、お店にも当てはまる
大切な教訓です。

それぞれが得意なこと、そうでないことがあります。

得意なことを活かすことで、私たちは最大の効果を
発揮できます。

しかし、得意でないことに時間や労力を割くと、
効率も成果も落ちてしまいます。

多くの人や組織が、より多くのお金を稼ぐため、
または市場の要求に応えるために、自分たちの
本来の得意分野から離れてしまうことがあります。

その結果、失敗につながることも少なくありません。

もしも、私たちがそれぞれの得意なことに集中し、
不得意なことは避けるか、改善する方法を
見つけることができれば、もっと多くの成功を
収めることができるでしょう。

では、どうすれば自分や自分の組織が何に真に得意で、
どのようにそれを活かすことができるのかを
見つけ出せるのでしょうか。

一つの方法は、お客様から直接フィードバックを
得ることです。

なぜお客様があなたやあなたの会社、店を選んだのか
を尋ねることで、あなたの真の強みを発見できるのです。

このような情報は、今後の方向性を定める上で
非常に価値があります。

この物語から学ぶべきは、自分たちの得意なことを
理解し、それを生かすことの重要性です。

トラックとバスのたとえを思い出し、自分や自分の
組織がどのように最大の効果を発揮できるのかを
考えてみましょう。そして、お客様の声に耳を傾け、
自分たちの真の強みを見つけ、それを活かして
いきましょう。


【参考】

お客様に聞くだけで「売れない」が「売れる」
に変わるたった1つの質問

https://www.amazon.co.jp/dp/4478017522/

 


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